4日目には沖縄の有名観光地の1つとなっている琉球村に行きました。
琉球村は名前の通り、敷地の中がかつて琉球と呼ばれていたころの沖縄の街並みが再現されているテーマパークのような場所です。
沖縄の昔の家がそのまま移転されてきたものもあって、琉球時代の人たちが実際に住んでいた家に入って見ることができます。
また、沖縄の伝統文化にたくさん触れることができ、体験ものがたくさんあります。
大人だけで旅行に行く時には、あまり体験ものはやらないと思いますが、子供と一緒に行った時には、一緒に何かを作り上げる体験をするというのはとっても楽しめます。
去年は皿作りをやったのですが、今回はシーサーの絵付けをやりました。
実は、長男が2〜3歳くらいの時に初めてシーサーの絵付けをしてから、沖縄に来た時は毎年必ずやる我が家の恒例の行事になっています。
いつもはむら咲むらという別の場所でやっていたのですが、今回はそちらに行かなかったので、琉球村でやることになりました。
少し細かい話をすると、シーサーの色付けは、最初に下地の色を全部塗った後に、別の色を重ね塗りして作っていきます。
別の色を重ね塗りする時には、しっかりと乾燥させてから上塗りする必要があるのですが、むら咲むらの方はドライヤーが置いてあってすぐに乾燥させる事ができました。
でも、今回の琉球村はドライヤーが置いてなかって、乾燥させるのに時間がかかったのがちょっと不便でした。
シーサーの絵付けをやるなら琉球村よりもむら咲むらの方がおすすめです。
今回は、長男と次男の二人が1つずつ作りました。失敗してもいいので手伝わずに自由に好きなようにやらせてみました。
長男が作ったのがドラえもん。次男が作ったのがふなっしーです。
見本はこれです。
お店の人が作っているのだと思うけど、上手に作りますよね。絵を描くのが得意な人とか学生時代に美術の成績が良かった人とかってびっくりするくらいうまかったりしますよね。
5色くらいの絵の具とダンボールのコストかかってなさそうなパレットと水で作ります。
無い色はいろいろと混ぜて自分で作らなければなりません。
分からないことだらけだけど、なんとか頑張って作ってました。
細いしっかりした筆がなくて、しょぼい筆なので大人でも綺麗に作るのは難しいんですよね。
とりあえず、子供の自由にやらせて出来上がったのがこれです。
ひどい出来上がりですが、何を作りたかったのかは分かるので上出来でしょう(笑)こういうのはそのままの方がいいお土産になり、いい思い出になるんですよね。
琉球村では、エイサーの演舞もやっていました。
太鼓を持って勇ましい掛け声と伴に踊る伝統芸能です。
イメージとしては、踊るというよりも武道の型のような切れのある動きが多いのが特徴です。
たぶん空手の型が原型になっているのだと思います。沖縄は歴史的に中国からの影響を大きく受けており、空手道が非常に盛んな場所がらなので、そこから派生したのではないかと思います。
エイサーの演舞をしているすぐそばに池があって、その池にたくさんの鯉が泳いでいます。
コイの餌が販売してあって、コイに餌をやる事ができて、こどもたちはエイサーの演舞よりそっちに夢中でした。
たぶん台湾人だと思うのですが、子供達が餌をやっているのを見て、どこに売っているのか聞かれました。教えてあげるとすぐに餌を買いに行って子どもに餌やりをやらせてあげていたので、コイの餌やりはどこの国の子どもにも人気があるんだなぁと感心しました。
今年は行かなかったのですが、池の近くには毒蛇のハブショーが見られる別料金の建物もあります。
去年行った時には、ハブ獲り名人みたいなおじさんがハブの攻撃をギリギリでかわしたりするなどのデモンストレーションをやってました。
その後で、蛇を首に巻いたりしてました。私は蛇とか爬虫類の類が心底嫌いなので絶対にできませんが、けっこうみんな挑戦してました。
昔はハブとマングースの戦いをやってたらしいのですが、動物愛護団体からのクレームや時代の流れで今はやってないそうです。私が10年以上前の学生時代に行った時にはハブとマングースの戦いはまだやってたのを覚えています。
ショーが終わった後には、美容や健康に効果があるというハブのクリームなどの商品の宣伝をたっぷりして売上を上げようと頑張ってました。
琉球村は、体験をしたりショーを見たりしていると半日くらいは楽しめます。大人だけで行くとあまり面白くないかもしれませんが、子連れで遊びに行くのにはおすすめの観光地です。